最終更新日:2020年11月8日 11:24
Matterport Captureアプリは、物理スペースに独自の3Dモデルを作成することにおいて、
最初のステップとなります。
一度インストールすると、最初の3Dデジタルツインをキャプチャーし、
作成するために互換性のあるカメラが必要となりますが、そのカメラは現在、
ポケット内にあるiPhoneに搭載されています。
iPhone用Matterport(現在β版)は、iOS用の最新バージョンのMatterport Captureアプリ(4.0)と
セットになって提供されている新しい3Dキャプチャー方法です。
この手引きでは、iPhoneのカメラを使用して3Dデジタルツインを
上手に作成する方法について紹介します。
iPhone11Proを使用してキャプチャーされたiPhoneスキャン
必要となるもの
1.アクティブなMatterport アカウント
こちらで
サインアップするか、アプリ内でサインアップして下さい。
2.iPhone6S以降
3.iPad Air2以降
4.iOS用のMatterport Captureアプリ最新バージョン(4.0)
スタートする
まず始めに、アプリ内の動画をチェックしましょう。
-最初の構築空間をスキャンするプロセスを詳細に説明しています。
こちらが成功のための複数のヒントです
Simple Scan 対Complete Scanの選択
Simple Scan方式(iPhone X)
| Complete Scan方式(iPhone X)
|
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天井付近のボケに注目
| 天井部分の透明度に注目 |
Simple Scan
Simple Scan方法は、空間をキャプチャーするために、1回の360°フル回転(1リング)を用います。
2つの方法の中では最も速いですが、垂直視野角が最少となります。
この方法では、スキャンの上部と下部(天井と床)にボケ部分が生じることになるでしょう。
もし、高い天井がある建物をスキャンする場合、または天井の詳細をキャプチャーしたいような場合は、
理想的な方法ではありません。
Simple Scan方法は、iPhone11以降をお使いの場合に使用すべきです。
なぜなら、これらのカメラは超広角レンズ機能を搭載しているからです。
iPhone10およびそれ以前のものは、この機能を搭載しておりません。
その場合は、Complete Scan方法が優れた選択です。
Complete Scan
Complete Scan方法は、空間をキャプチャーするために、3回の360°フル回転(3リング)を用います。
この方法は、スキャンに長い時間を要しますが、空間の中間、上部、および下部をキャプチャーすることによって、
より広い垂直視野角を与えてくれます。もし、高い天井がある建物をスキャンする場合、
または天井の詳細をキャプチャーしたいような場合には、優れた選択です。
iPhoneXで撮影されたComplete Scan
Complete Scan方法は、旧バージョンのiPhoneを使用している場合(iPhone10以前)には
良い選択です。さらに、部屋や小さい空間に最適です。
お使いのデバイスが何であろうと、どちらの方法で最良の結果が得られるのかを確認するために、
CompleteとSimple スキャンの両方の方法を試してみましょう。
1脚または3脚の使用は必須ではありませんが、特に大きな空間をスキャンする場合、
iPhoneでのスキャンをかなり楽にしてくれます。
1脚/3脚の使用によって、お使いのカメラの動きを低減させることで、
モデルの品質を改善できます。そのことにより、結果的に位置合わせを向上します。
できる限り最善な結果を得るためにキャプチャーする
思い通りの3Dをキャプチャーする秘訣は、
ご使用のiPhoneを垂直かつ水平に安定させておくことです。
その後で、iPhoneが3脚に置かれたかのようにカメラを回転させて下さい。
カメラは静止したままで、カメラの周りをあなた自身が回転しているようなイメージです。
(反対例は、パノラマ撮影をする場合のように、あなたの周りをカメラが回転している場合です)
下の画像を参考にして下さい。
(写真左)肘を引き、電話本体を体に近づけたままの状態にします。
(写真中)あなたが回転すると、電話本体が柱に取付けられているようなイメージとなります。
(写真右)電話周りを回転する際、電話本体が常に中心にある状態にして下さい。
iPhone用Matterportの動画
こちらの短い一連のチュートリアル動画をご覧ください。
初めてのiPhoneキャプチャー体験について、全体の内容を一つずつ段階的に説明しています。
スタートする
キャプチャーする
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