3.BLK360を使ったスキャンの準備

3.BLK360を使ったスキャンの準備

最終更新日:2020年11月7日 05:45

BLK360のセットアップ

まず三脚を希望の高さに設定します。 
通常のスキャンでは、目線の高さ(約66インチまたは1.6 m)を推奨します。

撮影目的が3Dショーケースによるバーチャルツアー体験である場合は、
現場をスキャンしている間、カメラの目線を保ってください。

エンドユーザー(バーチャルツアーのゲスト)にとって、
視点の高さが変わってしまう事はよくありません。

撮影目的が高品質のポイント群を作る事である場合は、
BLK360の高さと角度を柔軟に利用して下さい。

たとえば、BLK360をさまざまな高さに配置して、
高い天井に設置された空調や階段の下の小さなユーティリティクローゼットをキャプチャできます。

BLK360は、少し変わった角度や上下逆に配置することもできます。

次に、ケースからBLK360を取り出し、三脚アダプターに差込ます。





BLK360に接続する

BLK360の背面にある電源ボタンを押して、電源を入れます。 
デバイスのウォームアップには約20秒かかります。
LEDが緑色に点灯すれば、準備ができています。

iPadを用意します。
Matterport / Leicaは、次のiPadをサポートしています。
 
iPad Air 2、iPad Air 3
iPad Pro(第1および第2世代)
iPad(第6世代)

最新のiPadの使用が望ましいです。
BLK360モデルは、通常のMatterportスキャンよりも多くのデータを持っているので、
多くのRAMを備えたより良いiPadが必要になります。

iPadで"Settings"を開きます。
BLK360のWiFiネットワークを選択します。 
WiFiネットワークの名前はBLK-35XXXXXで、最後の5桁はカメラのシリアル番号です。
WiFiネットワークのパスワードは、カメラ内部のバッテリーコンパートメントにあります。
blk-password.png




スペアバッテリーのご利用を強くお勧め致します。

ライカBLK360のファームウェアを確認するには、まずスキャナーをWiFi経由でiPadに接続します。 
Matterport Captureのメニューを開き、"Camera Firmware"をタップして現在のバージョン番号を確認します。
Leica BLK360のファームウェアアップデートについて

スキャンの準備をする

Matterport Captureを開く
左上の3-lineメニューアイコンをタップし、BLK360に接続されているか確認する。



新しいモデルを作成するか、既存のモデルを開く



スキャンの軌跡をプランニングする

現場での軌跡をプランニングします。
スキャンを開始する前に現場を訪問して、全エリアにアクセスできることを確認してください。

新しいBLK360スキャンはそれぞれ見通せる範囲内にあり、
前のスキャンから特定の距離内にある必要があります。

これは、Matterport Captureアプリが適切に調整できるようにする為に必要なセッティングです。
スキャン間の距離は周囲の環境に依存します。:

環境

一般的な距離

最大距離

ワイドオープンスペース

30 ft (9 m)

60 ft (18 m)

屋内

10 ft (3 m)

20 ft (6 m)

Proまたは Pro2スキャンのアラインメント

6 ft (2 m)

12 ft (4 m)

 



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