360°ビューを3Dスキャンに変換する方法

360°ビューを3Dスキャンに変換する方法

最終更新日:2020年11月24日 19:04

マーターポートの360°ビューを3Dスキャンに変換するには、マーターポートのキャプチャapp用の「Cortex」という無料の変換エンジンを使用します。
この方法には3つの利点が存在します:

1.変換することで、そうでなければ捉えられなかった3Dデータを埋めることができる。
2.3Dスキャンを外に持ち出せる
3.プール(水がある場所)を埋めるために使用できる。

この処理には利点もありますが、この変換により取得された測定値は、
深度センサーといったハードウェアによるスキャンと比較して、それほど正確ではないということも明記しておくべきです。
ハードウェアからの測定値が誤差1%であるのに対して、変換されたスキャンの場合は、誤差が10%に至ります。

方法

I.3D変換プラグインをダウンロードする



1.マーターポートのキャプチャappをタブレットかスマートフォンから開きます。

2.インターフェースの左上の「Settings」アイコンをタップします。

3.「Storage & Firmware」をタップします。












4.「Updates」の部分で、「3D Conversion」スイッチに切り替えます。
































II. 360°ビューを3Dスキャンに変換する



1. タブレットかスマートフォンでマーターポートのキャプチャappを開きます。

2. 変換することを望む、360°ビューを持つスキャンしたモデルを選択します。

3. 小さく表示された地図上で、360°アイコンを見つけます。

4. 360°アイコンをタップして選択します。

























5. 表示されるウィンドウにて、「Convert to 3D(実験的)」をタップします。



























6. こうして360°ビューは小さく表示された地図の中で3Dスキャンとして表示されます。



























III.プールを埋める


360ビューを撮影する際に、プール(または湖や水を用いた施設等)は、
完全に真っ黒で何も表示されていない状態で現れます。

これは画像を繋ぎ合わせて3Dスキャンを形成するマーターポート Pro2とは異なり、
360°ビューの場合は、赤外線センサーがわずかにずれるために起こります。
そのため、パノラマ画像を取得することができるものの、それは他の画像と繋がっていたり、整列してはいません。
結果として、360°ビューをある程度整列された(10%)3Dキャンへ変換させるために、
変換することで奥行きデータを近接させ、正確なドールハウスを作成します。

そのため、皆さんが屋外で撮影をする際に、正確に撮影したいプールが存在する場合、
プールの360°ビューを3Dスキャンに変換するという手段があります。
変換により、Cortexが自動的にプールの寸法を推測して、本物に見えるように水を満たしてくれます。
下の画像を参考にして下さい。



下の部分から、3Dモデルでは実際にどのように見えるかを見ることもできます:




360°ビューで撮影された後に、3Dに変換されたプールの例です。

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